AF-C

ここが凄いぜ X-H1 AF編

X-H1のセンサーと画像エンジンはX-T2と全く同じなので画質はもちろんのこと、これらに関わるスペックも基本的には同じはずです。
にもかかわらず、X-H1を使用した人たちが「明らかにAFが良くなった」と絶賛するのはいったいどういうことなのでしょうか?
かく言う私も、X-H1のAFはX-T2に比べて格段に使いやすくなったと感じるひとりなのですが…(*^^*)

富士フイルムホームページにX-H1の位相差AFについての記述がありました。

X-H1開発秘話 #6 -オートフォーカス

なるへそ!そういうわけか.。゚+.(・∀・)゚+.゚…てなことにはなりませんでしたが、分からないなりに理解したのは、「基準のAF枠(3✕3)を5分割✕4分割=中央が重なり合う20分割にして、おのおの横+縦+面から位相差的解析を瞬時に行うことによって速く正確なフォーカスを獲得する」ということらしい…です(^_^;)

この解釈が合っているのか?それ自体もわかりませんが、ひとつ言えるのはアルゴリズムを変えただけで、X-H1はまるで新しい「センサー&エンジン」を搭載したかのようなカメラになったということです。

また、この新しいアルゴリズムは非常に喜ばしい副産物を私たちに与えてくれました。
それは、「像面位相差AFの低照度限界が従来の0.5EVから-1EVへと約1.5段分拡張し、最小絞りの範囲はF8からF11に。ズーミング中のAF-C性能も強化」というものです。

EVFも良くなりましたね。
最大輝度を1.6倍にすることで、MFによるピント調整の精度が確実に上がりました。EVFのチラつきを気になさる方もいるようです(私は特に感じません)が、おそらくこのせいかと思います。

激しい横移動。以前はカメラを強く振ると、EVFが暴れてファインダー内に被写体を捕らえることすらできなかったのですが、X-H1のEVFならレフ機(OVF)と同じ感覚で被写体を補足できます。

しかも、背景にピントが抜けそうなこの局面でも瞬く間に被写体を捕らえ、追従し続けますよ(^_-)-☆

X-H1 with XF90mmF2 R LM WR  F4.0 1/5000s ISO800 ETERNA 

あっ!落とした(゚ロ゚;)エェッ!? こんな瞬間も逃しません(笑)

X-H1 with XF90mmF2 R LM WR  F4.0 1/6000s ISO800s ETERNA 

というわけで、お子さんの運動会には?と迷われているパパさん&ママさん、どうかご安心下さいネ。

おまけ。暖かい昼下がり、春がうれしくてたまらないテオくんの笑顔(*^^*)

X-H1 with XF50-140mmF2.8  140mm F4.5 1/5400s ISO800s Pro-Neg.Std

ではでは(^_^)/~

X-T20 動体追従能力

X-T20のAF-C連写のテストをしてきました。
果たしてX-T20のAF追従能力は本当にX-T2並みなのでしょうか?

例によって被写体はこいつ(笑)

X-T2 with Touit 2.8/50M   F2.8 1/9000s ISO400 DR200% Astia

テオくんの背後、三脚に乗っかっているのがXF18-135mmを装着したX-T20。当日は動画と外部マイクMIC-ST1のテストも併せて行いました。

実は3/26のブログで既にX-T20の連写画像を貼っておいたのですが、お気付きの貴方は相当鋭いです(笑)

結論から言うと、X-T20のAF-C能力はほぼX-T2同等!素晴らしいの一言です(^_-)-☆

初撮りにもかかわらず、8枚/秒の高速連写で1枚1枚見事に追従してくれました。

X-T20 with XF50-140mmF2.8 140mm F5.0 1/2500s ISO400 DR200%

XF50-140mmなら真逆光でも正確に喰らいつきますね!

X-T20 with XF50-140mmF2.8 140mm F4.0 1/1800s ISO200 


X-T20ではバッファが大幅に改善。秒間8枚の高速撮影を維持したまま、余裕でjpeg30連写が可能になりました。

こちらは24連続写真。もう少しEVFワークの慣れが必要ですが、初回にしては上出来ですよね。
AF-C設定はX-T2のようなユーザーカスタム設定はありませんが、5つのプリセットが用意されているのであらゆる状況にも対応が可能です。この日はオールマイティ用の設定1を選択。
良かったら覗いて見て下さい。


そして昨日は高倍率ズームXF18-135mmを使い、再度動体テストに挑戦。

小さな花があぜ道じゅうに咲き乱れ、まるで絨毯の上を走っているようでした。

X-T20 with XF18-135mm  135mm F5.6 1/1400s ISO400 DR200% +1/3

もういっちょ!
X-T20は連写中ずーっとAEが有効(設定による)なので露出が安定してますね!

X-T20 with XF18-135mm  135mm F5.6 1/1400s ISO400 DR200% +1/3

さすがにお疲れのテオくん。帰ろうよビーム発射^^;

X-T2 with Touit 2.8/50M   F2.8 1/5000s ISO400 DR200% 

というわけで、この日もちょっぴりお疲れなテオくんなのでした。

X-T20 with XF18-135mm  135mm F11.0 1/800s ISO400 DR200%

おまけ。信州にしては早咲きの菜の花。おっと、先客が…オオーw(*゚o゚*)w

X-T20 with Touit 2.8/50M   F3.6 1/3000s ISO200 トリミングあり

それでは (^_^)/~


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X-Pro2のAF-Cと高速連写

X-Pro2のAF-C連写を試してみました。

RAW & jpeg Fineで高速連写(8コマ/秒)したのですが、20コマまでは余裕で高速連写を維持できますね。Jpegオンリーなら50枚以上高速で維持できるようです。私の場合、ここまでの連写を使うことはありませんが、X-Pro2の連写能はX-T1より明らかにパワーアップしましたね。

この日はOVFを使って撮影しましたが、なんとファインダー内に装着したレンズが思いっきり写り込んでしまうではありませんか!もちろん写真にレンズが写り込んだりはしないのですが、撮影にはある程度の慣れが必要だと思いました(汗)特にXF50-140㎜のような大型レンズを使うと、ファインダーの右側半分は写り込んだレンズが邪魔して撮影の大きな障害になります。被写体はことごとく左側に集中ww

OVFの見え方に大きな戸惑いはあるものの、撮影結果には大満足\(^o^)/いよいよスポーツシーズンが到来するので、これからが本当に楽しみです。

興味のある方はX-Pro2によるテオくんの華麗な20連写を是非ご覧ください。
画像をクリックするとNIKON IMAGEへ飛びます。


因みにX-Pro2のEVFですが、カメラを振った時に起きるファインダー画像の暴れはX-T1のそれよりは安定しているように思います。果たしてX-T2ではどんなEVFになるのか、今からワクワクドキドキしているのは私だけ??

とは言っても、X-T1の巨大なEVFはとても魅力的ですし、何と言ってもバッテリーグリップ(VG-XT)という強力なアイテムを持つX-T1の方がXF50-140mmを使う撮影ではまだまだ優位と思います。

かっ飛びテオくんを撮る分にはX-T1とX-Pro2の画質の差は無いような…
X-T1 かっ飛びテオくん


今日は暖かかったですね!ヒメリュウキンカが咲いていました

X-Pro2  with  Touit 2.8/50M          F4.0 1/5000s ISO200 Astia


オオイヌノフグリが目立つのもこの時期だけ

X-T1  with  Touit 2.8/50M          F4.0 1/1900s ISO200 Astia

 
X-T1まだまだ頼りにしています。
0308カメラレンズPRO21131
X-Pro2  with  XF50-140mm F2.8         77mm    F6.4  1/1000s  ISO200


ということで、今宵もそろそろお開きにさせていただきます。

それでは皆さん おやすみなさい~

おまけ。あたたかい昼下がりにまどろむテオくん
春のお散歩
X-T1  with  XF50-140mm F2.8                  140mm  F8.0  1/600s  ISO200


 
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親指AF-C少しMF X-T1の動体追従性(続編) 

くどいテーマで申し訳ないですが、X-T1のAF-C追従性について少し撮り方を改めてみたのでご報告します。

というのも、私の愚ブログにUさまという方からご寄稿をいただいたのですが、その中にとても有用なアドバイスがあったのでさっそく実践してみたというものです。

UさまがX-T1で動体撮影をされる際のひとつの方法(おそらく色んな手技をお持ちの方だと推察しました)はマニュアルフォーカスモードと親指AF即ちAF-Lボタンの活用というものです。いわば置きピンとMFの併せ技みたいなもので、私からすると置きピン上級編といったところでしょうか(汗)。

言葉で言うと簡単そうなのですが、この技を駆使してリアルに動く被写体を瞬時にしかも連続して捉えることは相当難易度が高いです。但し、この技(もはや技と言って良いです)を会得すればこの先動体撮影に役立つは必至なので、この機会に是非習得したいと考えています。

と言っても私の場合はUさまと少し違って、AF-Lボタンの割り当てをAF-SではなくAF-Cにしたことです。これは被写体からピンを外してしまった際にMFを使うことにより再合焦を早める(ピント早期復帰)を狙ったものです。
名付けて「親指AF-C少しMF」

向かってくる被写体に対してX-T1のAF-Cがじゅうぶんに追従することは既に報告済みですが、横移動する被写体に対してはまだまだ厳しいのかなというのが私の正直な感想です。特にX-T1の場合、いったんピンを外してしまうと、もうその回は再復帰不可能なことがほとんどなので…。

という背景のもと、横移動撮影にチャレンジしてみましたよ(^.^)
設定は ①ピント位置:中央、②AFモード:Manual、③AF-Lボタン割り当て:AF-C、④消費モード:パワーモード、⑤プリAF:オン(初動の喰い付きが速くなります。)⑥その他:フォーカス優先&高速連写


ということで例によってテオくんを激走させ、横から動きを追ってみました。
横移動親指AF-C10連写

実際は大きくピンを外すことは無かったですが、微調整をすることでそこそこの結果が得られたと考えています。まだまだ習練不足ですが、アドバイスいただいた方々に報いるためにも日々精進あるのみ!

今回、有益な情報を教えてくださったUさまには改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました<(_ _)>

おまけのナイスキャッチ!
ボール遊び②
X-T1  with  XF50-140mmF2.8     124.3mm F4.0 1/2500s ISO200 





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X-T1&XF50-140mm動体追従性と設定

X-T1で愛犬を撮り始めてちょうど1年が経った。

昨年末に新兵器XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRをゲットしたお陰で、向かってくる犬の撮影なら一眼レフ並み(私の場合、D810 with AF-S 70-200mm f/2.8G ED VR II)の撮影が可能になった。

実際、BG装着時におけるX-T1の秒間8枚の連写はD810の同7枚を凌ぐし、追従性もほぼ同等なのだ!
とは言っても、単純で規則正しい動きに限った場合の話。
複雑な動体については追従以前にEVFが被写体を追えないっす…(-_-;)

By the way,
基本的にX-T1は動体撮影に向いていない!ご存知のように。
にもかかわらず(性懲りも無く)、1年でおよそ4万枚ほど連写しまくった私なりの結論、X-T1動体撮影における2つの推奨設定を記してみる。

①AFはフォーカス優先
これはX-T1の場合100%断言できる。同程度のC-AF機能を有しているはずのX-E2は実はフォーカス優先ができない。結果、X-E2のC-AFはほぼ使えないのだ。

②AFポイントの枠は最大に
フォーカス優先にすることで強力なフォーカスロックが掛かるので(多分)、一旦フォーカスを外すと再度被写体を捉えるのは非常に困難になる。私はその日の調子でフォーカス枠をなるべく小さくして愛犬の眼を(一応)狙います。結果、散々な目に遭うことが多いのですが(泣)

上記以外にSSやF値の設定が大事なのは言うまでもないが、私の場合SSは最低でも1/1000sを心がけている。あと、動体撮影をするのは晴れ限定(笑)


こちらに9連続写真を載せているので興味があれば覗いてみてね!この程度なら誰でも楽ちんに撮れますよ。
http://img.gg/G99ceex


おまけのフライ
写真はヘボでもテオくんが楽しければそれで良し(^.^)
モノクロフライ
X-T1  with  XF50-140mm F2.8 R LM OIS  WR      140mm   F5.6    1/2400 s    ISO 200     ノートリ モノクロ 
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